烏鷺について

「烏鷺」（ウロ）は読んで字のごとく、カラスとサギのことです。

カラスは黒く、サギは白い、それぞれ全く逆の外見をしていますが、それぞれが自分の個性を持ってのびのびと生きています。

まったく違った個性を持ったメンバーの集まりですが、「烏鷺」は決して胡乱（ウロン)な集団ではありません。

それぞれの道をしっかり歩いてきたプロたちの集まりです。

「ウロウロする」という言葉は、一休禅師の名前の由来にもなったと言われる和歌『有漏路より無漏路へ帰る一休み　雨降らば降れ風吹かば吹け』が語源で、「有漏路（うろじ）」は未だ道に迷っている修行中の心境、「無漏路」は迷いのない悟りの心境。

自分の道を歩みつつ、世の中をウロウロすることで、伝統を受け継ぎながら新しい日本文化を作り出しています。